敬語のどうでもいい内容のLINEを交わし続けながら、一体この人どういうつもりなんだろう…とお互い思い続けている
私は無視されたり拒否されたり疎まれないだけでありがたいと思ってしまい、会話を楽しんでるわけじゃなく、感謝の気持ちを相手が望む返信によって表しているだけだ
好きでもなんでもないのはあちら方も同じだろうに、この敬語の真面目なラリーは一体どこを目指してるのか
そして、私はそこにはいない
演じてるだけだ
相手の言うことにいちいち感心して持ち上げて
今はもう読んでない作家の作品を
数年前に見切りをつけた小説を
学生の頃好きだった映画を
今さらなのだ
今じゃない
今はもう興味がない
過去に興味があったものは
知らないものよりも
時代遅れ感が色濃い