楽しいことは、正義。

よそはよそ、うちはうち、自分は自分。

人形供養に行ってきた

人形供養に行ってきました。
葬儀場で1体200円で持ち込みの人形を供養してくれるイベントです。
我が家にあったひな人形。お内裏様とお雛様は姪のために妹が引き取りましたが、他の13体の人形たちはいらなくなってしまい、でもゴミで捨てるのは偲びない。あとトトロのメイちゃんのぬいぐるみ2体も。トトロとネコバスもいたんだけど、人間じゃないからいいことにしました。
葬儀場まで自転車で運んだら、五人囃子の一人の首がとれてしまいかわいそうなことをしました…ごめんね。
人形供養はかなり混んでて用意された少なくはない座席がほぼ埋まっていました。正面の大きな祭壇には8段くらいの人形置き場があり、ものすごい数の人形がこちらを見ている。人形は飾るため、見られるためにいるのだと思ってたけど、こちらを見てもいたんですね。飾っている間、 そばにいる間はずっと人形に見守られていたことに気づきました。
雛人形が多いけど、五月人形フランス人形、芸者さん、アジアやアフリカの得体の知れない人形や恐ろしくでかい犬やテディベアまで玉石混交。写真を撮っても良い環境でしたが、何かが映り込みそうで怖くて撮影できませんでした。
お坊さんが来てきちんとお経をあげ、前の列から順番にお焼香もしました。
人形の多くは子どもの健やかな成長を願って飾るもの。それが叶えられたならば役目を全うしたと、ご苦労様と送り出してもいいのでしょう。思い出に取っておきたい気持ちがあっても、首都圏の住宅事情は厳しく置く場所がない…こういうイベントが定期的にあれば罪悪感なくお別れできるのでありがたいなぁと思いました。