肋骨を折ったことがある人は意外にいるということが、最近わかった。
先日、職場の体格のいいHさんが、自転車で走行中に横転した。その際に肘にかかった自重により肋骨にヒビが入ったそうである。
その話を昼食時にしていたら、
「私も実は以前…」「僕もアメフトの試合中に」「いや私は咳をして」
と3.4人まさかのカミングアウト。
いずれも肋骨を折った過去があるようには見えない方々だった。
肋骨は折れやすい。体表から容易に触れられるし、細い骨だから多少の負荷でも損傷しやすいのだろう。
知り合いの高齢の女性が「腰椎を骨折した」とおっしゃっていたので「何番目ですか？」と聞いたら4番目だとのことだった。
もう骨粗鬆症による疲労骨折後にすり減ってなくなってしまったという。
Hさんに直接話を聞いた時も「第何肋骨ですか？」と聞いてしまったが
骨折したと聞いて何番目かと聞くのはどうなんだろう…と後から思った。その質問をすると本当に心配しているように聞こえないかなって。人体に興味を示すのはいいことだけど、他人のケガや負傷をおもしろがってはならないし、誤解を招くような言動は慎むべきかも。だが興味が先に立ってしまうのは止められないし、疑問を自然と発してしまうのだから自分で自分が始末に負えないです。
