男は大きくて、滅んだものが好き？

「男は大きくて、滅んだものが好き」

職場の男性の先輩が言ってました。

恐竜とか、戦車とか、デゴイチ、マンモス、零戦、戦艦大和…

「滅びの美学」らしいです。

私は女なのでさっぱりわからない。

文学もそうです。

太宰治好きは男性に多い。

彼は破滅的に生きた作家さんです。

弱くて繊細すぎて生きづらかった。

今話題の「愛着障害」だったとも言われています。幼少期に両親から十分に愛されなかったのかもしれません。

『人間失格』を読んで共感できるのは男性です。女性は「こんな人周りにいたら大変だな」「奥さんたまったもんじゃないな」と主人公の周囲の人間に同情してしまいます。

やはり女性は現実主義なので、滅んだものや滅ぼうとしてるものに主観でもってなかなか興味は見いだせない。

破滅に美学を見出せるのは男性の特権なのかもしれません。